インドア派でもいいじゃない

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映画「ドラえもん のび太とアニマル惑星」感想

どうも。

 

今回は、映画「ドラえもん のび太とアニマル惑星」の感想になります。

※ネタバレ全開なので、未視聴の方はご注意ください。

 

いやぁ、DVDを持っているくせに見るのが億劫で積んでいたのですが、最近「Amazon Prime」に入ったので改めて視聴しました。

 

それでは、ドラえもん好きな方はどうぞ。

 

☆ストーリー

 

ある夜、のび太がピンクのモヤを抜けると、そこは動物たちが人間のように立ち、言葉を話し暮らしている惑星だった。という導入ですね。

 

そこで友達になった犬の少年、チッポ達の惑星を守るために悪役である「ニムゲ」と戦うという感じです。

 

☆伏線

 

ドラえもんシリーズは結構、伏線を張り巡らす事が多いのですが、今回もたくさんありました。

 

まずは序盤にのび太が拾ってきた花。

こちらが後述の環境問題の伏線と重なって、のび太のママが勉強の為に読んでいた環境本の栞に使っていた事で、再びアニマル星に行けました。

 

次に裏山を壊してゴルフ場にしようとする人たちを追い返す為に使った、植物を操るひみつ道具も終盤の戦いで役に立ったりしましたね。

 

後はアニマル星に伝わる神話も伏線になっているのですが、その古文書に書かれていた遺跡(後半、動物たちの隠れ家に使っていた場所)と星の舟の位置関係も矛盾のないように感じました。

 

簡単なものだと、探検セットが後にチッポのSOSに繋がったりとかも。

 

序盤から登場するひみつ道具では、動物の星だから怪しまれないようにドラえもんたちは動物の被り物をするんですが、こちらもそれぞれの動物に合った能力を使って活躍できるようになっています。

 

ツキの月というひみつ道具に関しては、大活躍するのですがご都合展開が多い場面を作中で皮肉っている所も面白いですね。

 

後は禁断の森近くの川に居る、ジャイアンを助けてくれたゴリラさんも最後の宇宙救命ボートの復活に貢献してくれていますね。(釣り上げるという同じ方法で)

 

☆メッセージ性

 

旧映画ドラえもんシリーズは毎回、強いメッセージ性を孕んでいるのですが今回のテーマは環境問題や人間による自然破壊でした。

 

序盤の裏山解体や、劣悪な環境の星に住んでいた悪役たちもそもそも人間だった。という具合に人間による環境破壊が自然や動物たち、更には自分たち人間をも苦しめる事になるという事を藤子先生は伝えたかったのでしょうか。

 

敵であるニムゲのリーダーが超イケメンで、アニマル星の空気を吸った時に言ったセリフも結構ネットで語り草になっていましたよね。

 

☆主題歌

 

映画ドラえもんではおなじみのアーティスト、武田鉄矢さんの「天までとどけ」ですね。

 

人間だから迷ってもいい。人間だから弱いのさ。という歌詞でこちらも人間の起こす間違いや、心を入れ替えてやり直せる。という今回の作品と共通する部分があります。

 

☆まとめ

 

私は年齢的に90年代のドラえもんが一番好きなんですが、その中でもこの「アニマル惑星」はひときわ思い出深い作品ですね。

 

重いテーマなのに、時にはコメディタッチで描いたりするのが本当に上手く、子供から大人まで安心して見れる教育的作品だと思います。

 

見た事がないという方は、キッズ向けと思わずに是非、ご覧になる事をオススメしたいですね。

きっと、考えさせられる部分もあるかと思います。

 

初めて映画というかアニメの感想を書いてみたんですが、お見苦しい所があったら申し訳ないです。

 

でも、第一発目の感想記事の作品は絶対コレだと決めていたので、書き終えて満足です。

 

それでは、次回からも映画ドラえもんの感想記事を頑張って書いていきたいですね。

ちなみにクレヨンしんちゃん名探偵コナンドラゴンボールの映画の感想も書いてみたいです。(笑)